電脳遊戯の嵐

PC、ゲーム、自転車を中心にぼちぼち書いていきます。
保証対象外となる作業については自己責任で。

メモリー

EonNAS Pro 850を再利用する2

前回EonNAS Pro 850を改造してTrueNAS COREをインストールして使えるようにしたのだが、
調子が悪くてメモリーチェックをしたら大量のエラーが出て禿げたところまで。
(気が付いたら4ヶ月経ってた)

1. エラー対応
 エラーを吐いているメモリーは外して、別の8GBを使ってベンチマーク。
 06_eonnas_bench2
 読み取り速度は変わらないけど、書き込みの速度が半分以下……
 とりあえず使えるけど、オタクとしては忸怩たる思いな訳でメモリーを買うマン。

2. メモリー増設
 ZFSはメモリーを酷使するので、ECC付きのSanMaxメモリーを買ったら、Core i5 2500TはECC非対応だった……
 俺氏迂闊過ぎた。
 とりあえずECCメモリーはMicroServerに使うことにする。
 改めてメモリーを買い直し。
 07_16gb_memory
 尼で4000円ぐらいの謎のメモリーを買って装着したけど、まともに動作しなくて焦る。
 08_memory_setting
 BIOSでNMode Supportを2N Modeにしないとまともに動かないんだけど、何の値なのかサッパリ分からない(; ・`ω・´)
 09_memory_identify
 ちなみに中身はSamsung製っぽい?

3. メモリーチェック
 memtest86+を2周してもエラーがなかったので安心して使えそう。
 10_eonnas_memtest2

4. ベンチマーク
 交換後のベンチ結果を確認。
 11_eonnas_bench3
 これなら個人的に満足なので、ここにて再利用計画はここで終了。
 もっというならメモリーが32GBとか64GB積めたら良かったけどね。

 ただ、マザー自体が10年ぐらい前のものなので、次のハードウェアも考えておかなきゃだなぁ……

メモリーの水冷化

マイニングとかエンコードをしているとメモリーの温度が60度ぐらいまで上がるので心臓に悪い。
そこでメモリーも水冷ですよ(ケース内の温度が高すぎという説もあるけど(゚ε゚)キニシナイ!!)

G.Skill Flare Xは光らないし、買って2年以上経つのでそろそろ良いかなって。
こないだのメモリーのOCで良い結果だったし。
01_flarex
こんな感じでヒートシンクが付いている。

結構強くシールで固定されてるのでドライヤーやヒートガンで熱した上で引っ剥がす。
熱しても粘着力はそんなに弱まらないので、PCIスロットのカバーとか薄い鉄板を差し込んで抉って強引に外すんだけど、その時にメモリーに実装されてるパーツには当てないように注意が必要。
基板に多少傷つくぐらいなら良いけど、コンデンサーが剥がれようものなら使えなくなりますので。
02_remove_heatsink
メモリーは片面実装だったんだけど、メモリーチップが実装されていない方に貼られた、
クッション付きの両面テープを基板から剥がすのに四苦八苦した。
具体的に言うと指の腹を押し付けるようにして剥がしたので指が死にました。

引っ剥がしたメモリー
03_removed_flarex
準備ができたところで、メモリーの水枕の準備。

今回使う水枕はXSPC Memory WaterBlock + Side Plate Setにした。
安売りしてたから(ぉ
付属している熱伝導シートは両面実装メモリーの前提だったので別途買った。
05_thermalpad
チップ側は高熱伝導率のを使って、チップ未実装側はそこそこのやつ。
未実装側の厚さは2mmのものにした。
1.5mmのやつでも良かったかもしれないけど、これは柔らかいやつなので多少厚くても潰れて大丈夫のはず!そして潰れる分チップ側も密着度が上がるはず!

熱伝導シートは微妙に長さが足りないので、中央で分割して取り付け。
06_memory_with_thermalpad
裏面もチップのあるところに貼り付けるイメージで。

ヒートシンクの位置は合わせないと、後で水枕がちゃんと装着できなくなるので慎重に。
07_installed
基本的にメモリーは交互に付くことはないので、中央じゃなくても全部同じ位置についていればOK。

メモリーをスロットに装着したら水枕との接地面に熱伝導グリスを塗ってネジを締める。
この作業はマザーをケースから外してやった方が良い。
(横着をしてケースに入れて立てたままやって地獄を見た模様)
なお、写真は水枕装着後にフィッティング間の距離を測ってるしか撮ってなかった。
08_watercooler_installed
しかもこれ仮止めだわ。

メモリー周りの配管はこんな感じにした。
09_tubing
エルボーはなるべく減らしたかったんだけど、配管の曲げ回数と斜め配管をしないようにした結果、こんな感じに。
青く光ってて映えるですよ。

肝心のメモリーの温度は50度ちょっとまで下がったので一先ずは目的達成なんだけど、そもそも水温が50度近いという問題が。
(先にそっちを解決しろという説)

Ryzen Threadripperはメモリーでどのぐらい速くなるのか

手元にG.SkillのFlare X(F4-3200C14Q-32GFX)とTrident Z NEO(F4-3600C18Q-32GTZN)があるので比較しようと思います。

Ryzenはメモリーの速度がInfinity Fabricの速度と同期していて、CPUの性能に与える影響がIntel系に比べて大きいけど、実際の性能は比較したことなかったので、TMPGEncを含めて比較してみる。
比較対象は下の3つの設定。
Flare X(XMP):DDR4-3200 CL14-14-14-34 1.35V
Trident Z NEO(XMP):DDR4-3600 CL18-22-22-42 1.35V
Flare X(OC):DDR4-3600 CL16-16-16-32 1.40V

その他のパーツのスペックは下記。
CPU:AMD Ryzen Threadripper 3960X
M/B:GIGABYTE TRX40 AORUS MASTER
GPU:GIGABYTE AORUS GeForce RTX 2080 Ti XTREME WATERFORCE WB 11G

定番のCINEBENCH。
01_cinebenchR15
02_cinebenchR20
一応値は変わるけど誤差レベル。
ベンチマーカーじゃなきゃ気にする必要ないね。

DRAM Calculator for Ryzen 1.7.0
通称計算機。
スコアは低い方が速い。
03_dramcalc
流石にメモリーのベンチなだけあって差が露骨に出るわな。
単位は秒だけど、何の時間なのかはよく分からない。

ここからTMPGEncの確認。
1本でのエンコード。
単位は秒。
04_tmpgenc1
805秒って13分半ぐらいで、以前のエンコードより速いんだけど一旦忘れるか……
というかXMP設定のFlare XとTrident Z NEOが全く同じ。
今ならFlare Xって安いから光らなくても良いなら、Flare Xがオススメです。
OCしたら12秒早くなったけど、割合だと1.5%なのでほとんど変わらない。
ま、CPUは余裕だしね。

次は4本同時にエンコードした平均値での比較。
単位は秒。
05_tmpgenc4
エンコード時間が長くなると、差がちょっと大きくなる。

Flare X(XMP)からOCして設定を詰めると約30分程度のエンコード時間で50秒ぐらい速くなる。
割合だと2.9%……最初の消費税率より低いじゃねぇか。
でも、設定詰めるだけだからやると良いんじゃないかな。

Flare X(XMP)からTrident Z NEO(XMP)では14.5秒短縮。
でも割合だと0.8%!光らせる目的じゃなきゃ買い換える意味ないよ!

Trident Z NEO(XMP)からFlare X(OC)は約40秒短縮。
割合だと2.1%だし、OCしてもこの設定で安定すると限らないから買い換えるべきとは言えない。

結論
・DDR4-3200 CL14とDDR4-3600 CL18はほとんど変わらない
 (重い処理になると1%ぐらいDDR4-3600 CL18が速い)
・DDR4-3600 CL16とDDR4-3600 CL18では数%だけCL16の方が速い。

ちなみに今回の比較で使用したメモリーの価格はこんな感じ。
あれ、3600C18Qの方が安いじゃん。

という訳で自分であまり設定を詰めない人には安くてXMPで速いTrident Z NEO(F4-3600C18Q-32GTZN)はオススメ。
同じTrident Z NEOでもCL16-16-16-36なF4-3600C16Q-32GTZNになると2020/07/07時点では値段が1.5倍になるので、コスパという面ではあまりオススメしないかな。
そこまでは高くならないF4-3600C16Q-32GTZNCもあるけど、こちらはCL16-19-19-39なので注意。

遊び甲斐があるのはSamsungのメモリーですよねー
Flare X(F4-3200C14Q-32GFX)はまだB-Dieかな?
06_flarex_detail
最後になりますがXMPポン付けで動かないこともあるので、そこのところは注意。
メーカーが動くよと言っても、あくまでもOC動作なので。
真の安定を求めたい人はネイティブ3200をお求めください。

メモリーも光らせますか

先日ビデオカードも光るようになってケース内が騒がしくなった。
17rtx2080ti_lighting
これでは飽き足らず、次はメモリーを光らせようってわけ。
折しもメモリーの値段が安くなってるのでちょうどいいじゃない?

DDR4-3000なのでG.SKILLのより遅いけど(゚ε゚)キニシナイ!!
20team-t-force-pc3000_1
8GB*4の32GBです。
XMPの設定がRyzen Threadripperでも使えるかは不明。
まぁ、マザーがASRockだし何とかなるんじゃない?(根拠なし

SPD情報はこんな感じ。
21team-t-force-pc3000_spd
XMPは1499MHz?
DDR4-2998だけど大体3000ってこと?
チップはHynix製なのでレイテンシ多め。

X399 TaichiはXMPの設定で問題なく動作した。
22team-t-force-pc3000_clock
エンコードも難なくこなしてたので問題ないでしょう。
G.Skillの時との性能差をエンコードで比較しようとしたけど、ソースをなくしてしまったのでキャンセル。
ただ、体感的に1割程度遅くなった気がする。

そして問題のPC全景はこうなった。
23team-t-force-pc3000_pc
CPUの周りが賑やかになって満足。
これで光り物の追加は一段落。
ファンの光り物も欲しいところではあるけど、性能の方が大事なので交換するのは排気ぐらいかなぁ。
あとはグラフィックカードを縦に置きたいところ。
水路の見直しも必要なのでZen2スリッパの時にしようかなー
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント
  • ライブドアブログ